はじめに

JSPS野地有子科研Aプロジェクトは研究テーマ「世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン」(研究課題番号17H01607,基盤(A))を、2017年4月より開始しました。
先行研究の「アジア圏における看護職の文化的能力評価と能力開発・臨床応用に関する国際比較研究」(基盤研究(A))の成果を発展させ,看護国際化ガイドラインの開発をねらいとした研究です。
本研究により,1)看護職のカルチュラル・コンピテンスを2015年時点より高めること,2)看護管理の視点からAGREEⅡ(ガイドラインの評価)を踏まえた看護国際化ガイドラインの開発と臨床評価を行うことを目的とします。国内の専門家に加えて,国際的研究チームにより,世界をリードするインバウンド医療展開を推進することは, 超スマート社会(Society5.0)実現にむけたプラットフォームとして,わが国の医療看護の質の向上に加えて知的産業化にも資することが期待されます。

TOKYO2020

INFORMATION

2018-09-22
7月に参加したセミナー「"Society 5.0" より良い未来のためのAI」からセミナー最終レポートが公開されました。
2018-09-22
【第5回日中韓看護学会に参加して】
 日本、中国、韓国の3看護協会による国際会議で、今回が5回目(日本での開催は2回目)となり、参加者は300人余であった。3協会長からの挨拶、ICN会長と世界医師会会長からのビデオメッセージ、厚労省と文科省来賓挨拶により開会式が行われた。医療は国や文化を超えて進展してきており、人材育成が重要になってきていることから、広い視野と深い文化理解が必要であることが述べられた。韓国では、日本の人材確保法を参考に法令改正により看護師の4年教育の一元化を実施したこと、中国では、2020年には看護師数は445万人が見込まれ(現380万人)、文化のイノベーション・理論のイノベーションを推進して実践と研究のギャップの橋渡しにより、世界の健康へのネットワークを広げることなどが紹介された。口演と示説があり、外国人患者に関する研究発表もみられた。
・開催日時 2018年9月16日~18日
・開催場所 国連大学
・学会テーマ 「看護における新たな価値の創造」
公式サイト
2018-09-22
『国際看護(近藤麻理著,2018,医学書院)』の書評[PDF]寄稿
異文化理解の内容も含む、研究メンバーの近藤麻理教授(関西医科大学)の著書『国際看護』が出版されました。
2018-08-30・31
日本健康科学学会第34回学術大会 演題発表
『メディカルツーリズムのトレンドとアカデミック・アウトルック―アラブ首長国連邦ドバイの経験を学ぶセミナーを開催して―』
(野地有子,野崎章子,炭谷大輔,米田 礼)
『保健分野におけるゲーム要素の活用事例に関する文献検討―モバイルアプリケーションの活用実態―』
(炭谷大輔,野地有子)
2018-08-27
千葉県山武健康福祉センター看護管理者研修会
『外国人患者対応の現状と課題』
(野地有子)
2018-08-24・25
第22回日本看護管理学会学術集会 演題発表
<インフォメーションエクスチェンジ>『病院の国際化における外国人患者への質の高い看護提供を目指して-看護管理の視点から-』(PDF)
(野地有子,野崎章子,近藤麻理,飯島佐知子,小寺さやか,溝部昌子,大友英子,坂本眞奈美,小林康司,浜崎美子)
『日本に滞在する外国人から見た日本の病院の看護の質の評価』
(松岡光,飯島佐知子,大西麻未,野地有子,野崎章子,丸山恭子)
『研究者と実践者の出会いのコーナー』
(野地有子)
2018-07-21
【プレゼンテーション Zen に参加して】
 プレゼンテーションの世界的第一人者であるGarr Reynolds(ガー・レイノルズ)氏による特別講義「プレゼンテーション Zen」に参加しました。プレゼンテーション・スキル向上のために必要な実践的知識やテクニックが紹介されました。

・開催日時 2018年7月17日(火)16:30-18:00
・開催場所 千葉大学教育学部2号館大講義室(2101)
・特別講義ポスター (PDF)

 講師のガー・レイノルズ氏は、米国オレゴン州出身、1989年に来日以降日本在住。日本の紙芝居からヒントを得て、シンプルなプレゼンについて著書も多数。Visual Communication, Visual Story telling をキーワードにわかりやすいプレゼンについてノウハウを提示されました。プレゼンの受け手の脳が好きなことは何か(例:Before & After)など興味深い話で組み立てられました。マーケティングがご専門の視点から受け手の行動を促す点が強調されていたこともあり、会場からの質問には、科学的成果発表との違和感についてあげられました。研究者には、プレゼンの持つ威力を認識し、倫理を踏まえた活用が問われています。
2018-07-14
「"Society 5.0" より良い未来のためのAI」セミナーに参加しました。
 基調講演でBrad Smith氏は、コンピュータに何が出来るかではなく、我々がコンピュータに何をしてもらいたいかが大切であり、その柱に「倫理」があると講演を始めました。"AI for Good"の2つのプロジェクトを紹介し、人工知能の社会における役割を述べました。パネル・デイスカッションでは、座長の鈴木寛先生より、文科省の人材育成に関わる大臣懇談会の報告書(6月5日)の紹介および、パネリストから3つのプロジェクトの成果発表と会場との質疑応答がありました。人材育成の重要性が一つの課題にあげられ、専門職になるための学びは「実習体験重視」が示されていました。看護職のカルチュラル・コンピテンスの教育における実習体験にAIをどのように活用できるか。グローバル化ももう一つの課題にあがりました。
動画
概要(PDF)
本文(PDF)
2018-06-30
インド国ムンバイで開催された、第1回 MAHARASHTRA HEALTH AND WELLNESS TOURISM CONFERENCE(MHWTC) 2018に招聘され、科研成果を報告しました。
Agenda(PDF)|Inaugural Session(PDF)
2018-06-20
演題発表The 7th Global Congress for Qualitative Health Research 6/20-22/2018,Seoul, Korea
演題『Difficulties in delivering nursing care to international patients among Japanese nurses:A qualitative approach』(PDF)
(Ariko Noji, Akiko Nosaki, Eiko Otomo, Manami Sakamoto, Mari Kondo, Sachiko Iijima,Sayaka Kotera, Akiko Mizobe, Koji Kobayashi, Daisuke Sumitani)
2018-06-16
第22回日本看護管理学会学術集会のインフォメーション・エクスチェンジに採択されました。
演題:『病院の国際化における外国人患者への質の高い看護提供を目指して-看護管理の視点から-』
(平成30年8月24日(金)11:25-12:25・野地有子, 野崎章子, 近藤麻理, 小寺さやか, 溝部昌子, 大友英子, 坂元眞奈美, 小林康司, 浜崎美子)
2018-06-02
5月26日(土)に第1回センター共同研究合同拡大会議を開催しました。
クリスマン教授(ワシントン大学・関連文献)とリン教授(台湾国立成功大学看護学部・関連文献)によるセミナーを行いました。
2018-05-06
科研会議(東京)を実施しました。
アプリのアイコンの検討と、看護師調査結果から明らかとなった「外国人患者対応で看護師が困ったこと」を病院のイラストに表した栞(しおり)の作成を行いました。
2018-04-07
第一回グローバルヘルス国際セミナーの来場者アンケートをまとめました。
2018-03-31
第一回グローバルヘルス国際セミナーを実施しました。詳細はこちら。
2018-03-31
論文発表:千葉大学大学院看護学研究科紀要,40,55-60, 2018
題名:『看護実践におけるCPG (Clinical Practice Guidelines)の位置づけ - 2017キックオフ国際シンポジウム「診療ガイドラインの軌跡と未来形」-』
(野地有子, 野崎章子, 近藤麻理,飯島佐知子,小寺さやか,溝部昌子,金一東,中山健夫,宮坂勝之,菅原浩幸,山口直人)
2018-03-24
Mindsの活動がGRADEアプローチを支持する取り組みとして認められました。
Mindsとは当プロジェクトにおいてGRADE開発責任者のシューネマン博士によるワークショップを共催しています。
2018-03-24
論文発表:千葉大学大学院看護学研究科紀要,40,2018(in press)
題名:『看護実践におけるCPG (Clinical Practice Guidelines)の位置づけ - 2017キックオフ国際シンポジウム「診療ガイドラインの軌跡と未来形」-』
(野地有子, 野崎章子, 近藤麻理,飯島佐知子,小寺さやか,溝部昌子,金一東,中山健夫,宮坂勝之,菅原浩幸,山口直人)
2018-03-10
【第3報】国際セミナーのポスターを作成しました。
■テーマ グローバルヘルスの新たな展開-メディカルツーリズムのトレンドと挑戦:ドバイの経験から-
■講師:Dr. Anil Bankar 湾岸医科大学准教授(UAEアラブ首長国連邦)
■日時:2018年3月27日(火)17:30-18:30
■場所:千葉大学病院セミナー室3(3階)
■対象:職員および学生(事前申込不要)
    *英語による講演、通訳なし
■主催:千葉大学大学院看護学研究科ケア開発研究部
■共催:千葉大学医学部附属病院国際医療センター 千葉大学運営基盤機構 男女共同参画推進本部 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型)千葉大学研究スキルアップ支援「平成29年度 外国人研究者セミナー等招聘支援制度
2018-03-05
第8回日本看護評価学会学術集会 演題発表
題名:『わが国の看護職のカルチュラル・コンピテンスに関する研究-潜在特性分析から-』(PDF)
(野地 有子 ,野崎 章子)
2018-03-04
東京八重洲ホールにて第4回看護国際化ガイドライン科研会議を開催しました。
2018-01-20
訃報
本科研メンバーである柳堀朗子先生(ちば県民保健予防財団調査研究部部長)が病気療養中のところ、平成29年12月24日にご逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します。
2018-01-13
21th EAFONS発表
Associations between Japanese version Caffrey Cultural Competence in Healthcare Scale (J-CCCHS) score among Japanese clinical nurses and background characteristics(PDF)
(Ariko Noji ,Akiko Nosaki ,Dale Glaser ,Lucia Gonzales ,Daisuke Sumitani)
2017-12-16
第37回日本看護科学学会学術集会 演題発表
題名:『日本人看護師の外国人患者への看護ケア提供における困難と属性との関連:テキストマイニング結果より』(PDF)
(野崎 章子, 野地 有子)


これ以前のinfomation


このプログラムについて

近年、日本でも世界的な人の移動を実感することが多くなりました。外国人とともに暮らす生活は身近なものとなっていますが、医療や看護での対応は手さぐりに始まったばかりです。一口に外国人と言っても、日本で学ぶ人、働く人、観光を楽しむ人など、様々な背景や目的があります。
異なる人種、民族、宗教、文化の人々を理解し、よりよい看護に結び付けようとすることがこの研究のねらいです。

研究室から

2018年10月20日

第3回国際臨床医学会学術集会が12月8日(土)に東京大学本郷キャンパス伊藤国際学術研究センターにて開催されます。詳細はこちら

世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

 

2018年9月29日

日本産業看護学会誌(第5巻第1号)に論文が掲載されました。
『産業看護職によるストレスチェック後の保健面接におけるアセスメント項目と判断プロセスの検討』(増澤清美,他)(PDF)

 

2018年9月22日

世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

研究メンバーの近藤麻理教授(関西医科大学)の著書『国際看護』が出版されました。

 

2018年8月31日

世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

日本健康科学学会第34回学術大会(8/30-31/2018,神奈川県歯科医師会館)にて以下の発表を行いました。

『産業看護職がおこなう保健面接の現状と課題 保健面接に関する文献検討を通して』(大島紀子,他)
『精神科病棟における身体拘束ゼロに向けた取り組みの成果と課題』(松田美智代,他)

 

2018年8月25日

世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

第22回日本看護管理学会学術集会(8/24-25/2018,神戸国際会議場)にて以下の発表を行いました。

『入院準備室の総説と入院予定病棟につなぐシステムの構築―安全安心な生活支援を入院前から行う看護ケアの開発―』(小川外志江,他)
『救命救急病棟看護師の退院支援能力開発(第1報・第2報)―患者・家族のニーズと地域包括ケアの視点から退院支援計画シートの作成まで―』(水野雅子,他)

 

2018年8月11日

第5回MEJフォーラムシンポジウムが9月7日(金)大阪で開催されます。詳細はこちら

世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

 

2018年7月14日

「"Society 5.0" より良い未来のためのAI」セミナーに参加しました。(写真撮影許可有)

会場(慶應義塾大学)
世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

Society5.0の未来 鈴木寛先生(左),Brad Smith氏(中央)
世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

高齢社会とAI
世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

 

2018年7月7日

The 7th Global Congress for Qualitative Health Research(6/20_22/2018,Seoul, Korea)
梨花女子大内発表会場。

世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

 

2018年7月7日

日本健康・栄養システム学会(6/23-24/2018,神奈川県立保健福祉大学)にて以下の発表を行いました。

『外来化学療法を受けているがん患者の食事と栄養面の支援について-通院治療室の管理栄養士と看護師へのインタビューを通して-』(野地有子,他)(PDF)
『当院通院治療室におけるがん化学療法時の低栄養状態の発生頻度について』(野本尚子,他)(PDF)
『認知症対応型共同生活介護における栄養管理のあり方に関する調査研究―事業所、職員、入居者実態調査から―』(高田健人,他)(PDF)
『認知症対応型共同生活介護入居者における低栄養と個別要因及び管理栄養士による関わりとの関係』(堤亮介,他)(PDF)

2018年6月2日

第1回センター共同研究合同拡大会議にて

クリスマン教授とリン教授
世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

クリスマン教授によるセミナー
世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

リン教授によるセミナー
世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC]

 

2018年4月28日

花田光世・慶應義塾大学名誉教授の招聘講義「看護管理者にとってのキャリアの考え方:未来に向けたキャリアの在り方」を開催しました。講義で取り上げられた書籍をご紹介します。
世界をリードするインバウンド医療展開に向けた看護国際化ガイドライン [ANCC] 『あと20年でなくなる50の仕事』(水野操,青春新書)
『人工知能と経済の未来』(井上智洋,文春新書)
『残酷な20年後の世界を見据えて働くということ』(岩崎日出俊,SBCrative)
『テクノロジーが雇用の75%を奪う』(マーティン・フォード,朝日新聞出版)
『10年後に食える仕事食えない仕事』(渡邉正裕,東洋経済新報社)

花田教授が座長を務められたセルフ・キャリアドック導入支援事業推進委員会(厚生労働省)の主な資料
『「セルフ・キャリアドック」導入の方針と展開』
『セルフ・キャリアドックで会社を元気にしましょう! 』

 

これ以前のレポート
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